もうゴボウじゃん。採種用のユウガオを処分したんですが、根っこがネコブセンチュウにやられてました。隣に植わってたスイカは全くやられてなかったので、キタネコブセンチュウだと思われます。キタネコブセンチュウはスイカにはなぜか寄生しないらしい。
これでもユウガオは普通に育ってたけど、これにスイカを接いで育てるのと、ネコブにやられないスイカの自根とでは、草勢だけ考えてもどちらがいいか微妙なレベルですよね。蔓割れ病って発生したら困るけど、そんなに発生しやすい病気でもないので、発生した事がない家庭菜園なら対策しなくても連作して平気な事が多いようです。低温伸長性も、家庭菜園の作型ではさほど重要ではないので、わざわざユウガオに接ぐ必要性は弱い。あとそもそも接ぎ木が面倒くさいというのがある。
あとカボチャもやられてました。定植したうちの1株が生育不良だったので引き抜いてみたら根っこが弱々しくて早くもコブができてた。ネコブセンチュウだけが原因かどうかはわからないけど。カボチャ自体はある程度育ってしまえばネコブセンチュウにやられたくらいでは問題ないとは思いますけども、これにもスイカを接いだらまた微妙だなというのがある。
来年のスイカ栽培は2年目なので接ぎ木にしようかなと思ってたけど、キタネコブセンチュウ対策として、あえて自根栽培にした方がいいのではという気がしてきましたね。果実品質としては自根の方がいいんだし、蔓割れ病もそんな怖くないから、まあいいかなという気が。蔓割れ病抵抗性の品種もあるから、それにすれば完璧でしょうけども。どうしようかな。
農薬もありだけど、効果がどのくらいあるか心配。台木用スイカの種は高いのが欠点。蔓割れ病抵抗性の普通のスイカ品種(タヒチとか)を台木として利用してしまうという手もある。