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スイカ交配開始

 今日咲くかもと思ってた雌花が咲きました。小玉スイカのアジアン小町の2番花です。雌花が3つ咲いて、雄花は2つしか咲かなかったので、花粉量が微妙ですが一応人工受粉しておきました。じつは昨日にも雌花1つ咲いてたんですが、気付いたのは夜でした。これからしばらくは大玉スイカもメロンも交配が続くので毎朝確認していきます(ユウガオの雄花が咲いていれば、夕方に大玉スイカの明日咲く雌花にユウガオの花粉で交配する)。草勢はおそらく適正で、今日の天気と気温は悪くないと思うけど、これで着果しなかったら困る。着果してたら今日から40日程度で収穫です。頼むぜ〜。

 ちなみに採種をしたいので交雑を防ぐべく隣の甘湧の雄花は予め除去しておいたんですが、1つだけ見逃してて朝見たら咲いてました。虫が先に交配しちゃってたら困るけど、どうかな?朝は冷えたからあまり虫が飛んでないけども。今後、できるだけ自家受粉している可能性の高い実から採種する事にします。

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 たまには政治的なブログも書きます。種苗法改正とかいって多くの人が騒いでいます。色々な人の意見や説明などを見てきましたが、今のところ私は種苗法改正には反対ではありません。問題があると指摘されている事の大半は勘違いや見当違いで、一部の批判については、この改正で特定の個人の利益を害する事はあるだろうけども、それを優先するために改正に反対するというのは、まあ理解はできるが、ちょっと同意はできないなという感じです。

 不思議なのは、改正によって利益を得る人がほとんどなはずなのに、反対している人が多いように見えるという事です。家庭菜園ができなくなるとか、モンサントがどうとか、柴咲コウさんの懸念ツイートとか、その程度の人は自分で考えて判断できないから、周りの意見に流されているだけなのでしょうけども、誰がそのように焚き付けているのかは気になります。または誰も首謀者などおらず、自然発生的なものなのか。なんとなく悪い事が起きていると思ってしまうような雰囲気があって、自力での理解ができないからいつまでも騒ぎ続けるような構造なのかもしれない。コロナで鬱憤も溜まってる事だし。

 なったらいいな程度の希望ですが、種苗法改正が通ると、自家増殖が有料になると思われるので、種苗会社側としてはわざわざF1種子を作らなくても固定種で販売すればよくなる可能性があります。固定種の方が採種しやすいのでコストが下がります。F1種子を販売しているのは自家増殖されないようにするためがほとんどだと思う(雑種強勢とかは本質的ではない)ので、根本的に自家増殖されなくなれば、わざわざF1にする必要もなくなるだろうという事です。まあ実際は取り締まりの限界があると思うので難しいでしょうけども。でももしそうなってくれたら、私としてはF1をわざわざ固定化する手間が省けます。買ってきたスイカからとった種をまけば同じスイカができるようになる。そうなったら家庭菜園向けの種屋は困るかな?でも現時点で枝豆などは固定種ですが家庭菜園では種を買う事が一般的だから、そんなに変わらないかもしれない。