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スイカ甘湧収穫

 時期外れのスイカ(甘湧)を収穫しました。本当は8月上旬に収穫したかったやつ。でも逆に超高温期の適性試験みたいな感じになりました。こんな時期のスイカだけど、形は綺麗で、味は完璧。皮はかなり硬くて割れる気配はありませんでした。最高気温40℃以上を経過しても平気。

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 積算温度は1060℃でちょうどよかった。気温が高いから果肉は柔らかめになってるけど、シャリ感は強くて、味が濃くて、水分たっぷりで美味しい。本当の白い皮際まで美味しく食べられる。食べたあとの皮が真っ白になる。梅雨に収穫したものは積算温度1140℃でしたが、熟度としては同じくらいでした。完熟収穫には、1100℃を基準にして、地域や時期によって前後させる感じでよさそう。

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 こんな時期でも普通にできるしめちゃくちゃ美味いという事が明らかになったので、来年あえて別の品種を選ぶ必要がないですね。日持ち性やカット断面の美しさなど、販売する事を考えた時には、もっといい品種はあると思うけど、自家消費用にはバランスのいい甘湧で決まりだ。

 甘湧は積算温度1100℃ですが、積算温度1000℃の大玉品種もあって、それなら収穫が5日くらい早くなるという違いはある。けれども、家庭菜園では梅雨の寒い時期にスイカが1週間くらい早くとれても、あんまり違いはないかなという感じがしました。販売上は1日でも早く収穫できれば有利だから大事だけど。

 スイカの種は500円で1年分のスイカが作れると思うと安いもんですよね。節約しようと思えば自家採種できるし、それでも品質は家庭菜園としてはさほど問題もなく作れるとは思うんですが、いかんせん種が安いので、採種作業考えるとコスパがね……。というわけで来年も甘湧の種を買うと思う。安定したわ。日本の種苗会社は最高。