ブログ

ブログです。

トマト褐色根腐病

 萎れたトマト。台木はスーパー良縁で、青枯病と萎凋病に耐病性がある。定植は4月上旬の露地栽培で地温が低い時期に感染しているので、褐色根腐病だと思われます。根っこはコルク状になっている。下葉から黄化して落葉する症状もあった。

 この病気は低温期に発生するもので、露地栽培では普通は発生しないけど、定植が早いと定植直後だけ感染しやすくなるんだと思う。今のところこの1株だけで、他に怪しい株は無いので、もう気温が上がってきて発病しにくくなるだろうから今年はたぶん大丈夫。

 来年以降は台木を耐病性品種(助人とか)に変えようかな。マルチしてなかったけど、した方が地温上がるから発病しにくくなるかも。連作しないのが一番なんだけど、ここはコガネムシ幼虫&ネコブセンチュウが無限湧きしてくる場所なので、トマト以外の野菜は根っこ食われてどうにもならない。

 4月定植で7月まで収穫、その栽培中の畝に6月定植して9月まで収穫、というインタープランティング(隣植え)をやる予定で、前半は褐色根腐病に耐病性のある台木を使って、後半は青枯病に強い台木を使うようにするのがベストかな。穂木は変える予定だったけど台木まで駄目になるとは思わなかった。

 

 サンロード固定系統は2.5番花が咲いてて、3.5番花がもうすぐ咲きそう。追肥始めたらいい感じになってきた。ただ伸びすぎるとたちが悪いから気をつけた方がいい。果実の肥大はいい感じで、既に100g超えてるものもある。

 

 イエローブランデーワインの葉っぱ。めちゃくちゃでかい。場所的にサンロード固定系統より残肥があって木が大きくなってるけど、暴れる感じは少なくてミニトマトみたいに自制が効いてる感じの品種。サンロードは自制が効かない。

 

 ミニトマト甘っこF2。株によって果実の形が縦長なものと丸いものがある。甘っこはやや縦長の丸系品種なので、両親が縦長と丸を掛け合せてるのかもしれない。今のところ縦長系の方が花数が多くて嬉しい。

 

 スイカは小玉だけつる枯病が数箇所出てる。この程度ならまだ大丈夫だけど精神的に嫌なやつ。雨やんだら一応トップジン塗るかな。あと大玉の蔓を触ってたら薄氷みたいにパリッて折れた。雨降ってる時に触ってはいけない。

 

 カボチャ植えた。うどんこ病耐病性のグラッセです。もうモレスタン撒かなくてもいいんだ!

 

 実生イチゴ。まあまあ大きくなってきた。一番早いのであと2ヶ月くらいで花芽分化できるサイズになると思う。やっぱり遮光した方が生育がいい。今のところ鉢上げ後に枯れた株はない。小さい株はめちゃ小さいけど、まだ9月まで間に合うレベル。

 根元の土の被り方が若干シビアで、小さくても一丁前にイチゴなので、クラウンが埋まらないように、しかし土に接してないと根っこが生えてこないという細かさがある。調子悪いなと思ってよく見たら根元が水やりで洗われちゃってたりする。

 収穫中のイチゴはそろそろ終了させようと思う。まだ花あるけどアブラムシ出始めてるし、日焼けしたりアザミウマっぽかったりで面倒くさくなってきた。結局、正常に育っていた株だけ見たら1株あたり300gくらいとれてたようです。味も結構よかった。3月上旬に咲いた花をトンネル使って着果させたら400g以上とれそうだなあ。株間20cmだから反収4tペースになる。露地栽培も結構とれるもんですね。

 

 ビワが熟してきた。カラスに食われまくってる。ハクビシンはまだ来てない。イチゴの収穫が終わってきて、トマトがまだ収穫できない時期にとれるビワは偉い。