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マムシの炭火焼き&唐揚げ

 まあとりあえず、こないだマムシ食った時の事をブログに書こうぜ。↓これ。
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 山奥で魚釣りしてたら、足下にいたので、竿でぶん殴ってピヨらせたあと、首を切り落として捕獲しました。首を切り落としてからもずっと動いてた。魚とは違うね。首を切り落としたんだとわかっていても、胴だけで飛び掛かってきたり巻き付いてきたりするので、おおぅ……ってなった。ちなみに蛇を捕まえたのは今回が生まれて初めてでした。いつも逃げられちゃってた。

 ↓俎上の蛇。蛇だから、魚と比べれば大きいけど、蛇にしてはまだ小型サイズですね。まずは皮を剥いた。思ってたより簡単に剥けました。手でベリベリベリって剥ける。皮を剥いたあとはブツ切りに。ヨーロッパの鰻料理を彷彿とさせる光景。ちなみに、皮、肉、内臓、どれも全く臭みはありませんでした。無臭。アオダイショウは臭いっていう噂がある。まあ生息域にもよるのかな?
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 ↓丑の日も近かったし、鰻みたいに焼こうかなと思ったんだけど、なんというか、円柱って感じで、広げられなかったので適当に焼きました。半分は炭火焼き、半分は唐揚げです。マムシの手前にあるのはヤマメです。キャンプ中なのでライトで照らしながら焼く。
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 ↓完成品がこちら。見た目ほとんど一緒だけど、上が唐揚げ、下が炭火焼き。味付けは塩のみで。

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 寄生虫を恐れて、しっかり火を通しすぎたので、炭火焼きはカラッカラに焼き上がっていました。わかっていた事だけど、肉が少ない。背中に細い肉がついてる感じ。ジャーキーの細いやつみたいな感じ?肉はほどよい食感で、硬すぎる事は全くない。そして優しい旨みがある。臭みは全くない。量が少ない事以外には欠点なしでした。

 唐揚げは、揚げ時間が短いものは、肉だけ食べられる、炭火焼きよりも油が加わってる分、ジューシーになった感じで美味い。揚げ時間が長いものは、骨ごとバリボリ食べられる。結構硬いけど、十分食べられる。噛んでると旨みが染み出してくる感じ。これも悪くない。何より、骨も食べられるので、量が増えてお得。ごちそうさまでした。神様に感謝します。(キリスト教とかって蛇食べてもいいのかな?蛇は悪者だけど、食べちゃいけないという話は聞いた事がない。)

 皮も揚げて食べればよかったんだけど、頭が回らず食べ損ねました。次回は皮も食べてみる。どうも皮が一番美味いという話もある。しくじった。そういえば、ニホントカゲを食べた時は皮ごと焼いて美味かったんだし、マムシも皮を食うべきだったんだな。

 今回はこんな調理法でしたが、スープとかにした方がもっといいと思う。どうせ食べるところが少ないので、ダシをとる用に使った方がよさそう。変な風味とかが全くない、純粋に素朴な旨みがとれるはず。

 法律の話をすると、マムシを捕まえる事は全く自由というか、無法地帯にあります。問題があるからそれを解決するために法律が作られるので、特に問題の生じていない事については法律が作られないので、やがてどうにかなる可能性(マムシ絶滅危惧種になるとか)はあるとしても、今のところは無法地帯です。ただし、マムシを捕まえて飼育するには許可が必要なようです。鴨とか鹿とか魚とかは、みんなが捕まえたがるので、狩猟や釣りのための法律やルールが作られたけど、蛇とか昆虫(貴重なものでない)とかはそうでもないので、ルールがない。強いて言えば、俺がルールだ!マムシに噛み殺されないよう気を付けましょう。