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メロンとスイカに追肥

 写真は5/17です。二本仕立てのエテルナは、放っておいた雌花が着果していたようで、肥大してきましたので、すぐに摘みました。試しに食べてみましたが、思ってたよりは美味しい。でも普通のキュウリの方が美味しい。今後、摘果メロンがたくさんとれる事になるんですが、どうしましょうかね。メロン栽培してる人では、摘果メロンは食べずに捨てる人が多いらしい。

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 一本仕立てのエテルナは、本葉13枚目が3cm程度です(5/17)。そろそろ誘引したいけど、まだ微妙に蔓の長さが足りなくて支柱に届かない。あまり無理にやると折れてしまうので伸びるのを待ちます。夏系アールスなので蔓の伸びは比較的おとなしいはずだと思うんですが、これが正常なのかどうかはよくわかりません。少し生育が抑制されてる気はするんだけども。

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 それでメロンに追肥しました。窒素の施肥量は、元肥に3.2g、着果2週間前くらいに1.6g(これが今回の追肥)、着果時に1.6g、着果10日後くらいに1.6gの計画です。カリウムはどうしようかと思ったけど、総施肥量は窒素の1.5倍でいいかなという気がしてるのでそうします。窒素よりもカリウムの方が終盤までずっと吸収され続けるので、窒素の追肥が終わったあとにもカリウム追肥して分散させます。カルシウムは元肥として50g入れてあります。

 水分量の管理は難しく、このような情報↓を参考にしつつやっています。環境が違うので、これをそのまま適用はできない。既に2L/日くらいやる事になるけど、見た感じ、そんなにやると過剰だろうという気がする。おそらくこの環境はハウス内でのマルチ無し栽培だから、乾燥しやすく、土の表面からの蒸発量が多いんではないか。生育後半では、隣の列のメロンの影に入る影響で蒸発量が減る。うちのメロンはハウス無しマルチありの一列栽培だから環境が全然違う。難しい。

定植~定植10日後頃までは株当たり300~400ml/日、定植10日後~栄養生長期水切り終了時までは800~1,000ml/日、栄養生長期水切り終了時~交配開始時までは1,800~2,100ml/日、交配開始時~交配期水切り終了時まで1,800~2,100ml/日、交配期水切り終了時~交配30日後頃までは2,000~2,500ml/日、交配30日後~収穫までは1,800~2,100ml/日を目安とする 春作および夏作ハウスメロンの隔離床栽培における灌水方法

 

 スイカ追肥しました。スイカは子蔓が1mくらいに伸びてきて、もう1回目の孫蔓除去をしたい状態ですが、1週間くらい雨続きらしいのでできない(苦)。伸びる速度を考えると、1週間後にはどうなってるか恐ろしいんですが。

 スイカの芽かきは、あまり早くやりすぎない方がいいといわれてます。しばらく伸ばしてから切る。芽からは根の伸長を促す物質が作られるので、芽をしばらく伸ばしておく事で根が強くなるんですね。メロンの場合は早めに芽かきをした方がいいといわれていて、理由は不明ですが、メロンの場合は傷口からの病気の感染が怖いので、傷口が小さくなる早めの芽かきが推奨されているのか、または作業遅れが生じないように早めの芽かきが推奨されてるのか、芽があると生育にばらつきが生じるのか。でも理屈で考えると、メロンも芽をしばらく伸ばしておいた方が根は強くなると思うので、自分はメロンの芽かきは少し伸ばしてから切る方針です、今のところね。

 小玉スイカのアジアン小町は、2番花に着果させるかもしれない。早く収穫しないと後に大玉スイカができてくるので、小玉は収量より時期を優先した方がいいかも。生育自体、大玉の甘湧の方が少し速い状態なので、どちらも3番花に着果させると、かなり収穫時期が接近して、食べきれなくなる恐れがある。あとなんかアジアン小町の昔の種袋の説明文に、低節位着果でも安定する、みたいな事が書いてあるので、ちょっとやってみようかなと。