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メロン着果

 梅雨入りしましたね。メロンは梅雨入り前に交配終了しました。あとから播種した方は今日から開花始まっていますが、明日からしばらく晴れるようだし、すぐ完了するでしょう。草勢が弱いため結果枝の伸びが非常に悪く、よろしくない感じですが、もう諦めないとしょうがない。着果率は悪くなく、人工受粉していない雌花も結構着果しています。

 カメムシのクソ野郎がメロンの幼果を刺したようで、小さい穴がたくさんあいていました。どうなるかと思ったけど、今のところ、わりと変形はしていない感じです。わりと大丈夫っぽいかな。でも一応被害の少ない果実を残したいと思います。

 写真1枚目はエテルナ、2枚目は赤肉F2です。エテルナは、形状はそんなに悪くない。果梗が非常に短く、首を吊りたいけど吊る首がない状態。結果枝も主枝も摘芯していません。ただここに来てやっと草勢がいくらかマシになってきた感じはある。今後に期待。

 赤肉F2はまんまるすぎますが、まあ、赤肉F2だからいいかなという気もします。上の方でまた勝手に着果しているので、そっちを残すという選択もありえる。ちょっと主枝の蔓先が弱い感じなので微妙に不安です。摘芯は絶対にしちゃ駄目だと思う。遊び蔓も5本くらい伸ばしていいのかもしれない。

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 雨よけが簡易なため、強い雨が地面に反射して泥しぶきが大量にメロンにかかってしまっている。表側の下葉は、まるでうどん粉病を発症しているように泥水で真っ白になっている。そして雨水は当たらないので泥水が洗い流される事がない。ただし、この下葉のおかげで、株元に泥水が直接飛んでくる事は防げているようです。今のところ、つる枯れ病かベト病の初期症状のような変色が葉に数カ所あります。ダコニールしてあるから大丈夫だと思うけど。蔓へのつる枯れ病の感染がないか、頻繁に確認しています。

 家庭菜園でメロン育ててる人は、色々な農薬を使ってるようだけど、ダコニールじゃ駄目なんですかね?ダコニールは菌を殺す薬ではなく、菌の増殖を抑制する薬だから、効果としては弱いんだと思うけども。

 アザミウマが花にたくさん発生していて、今のところ特に何も被害はないので放置しています。パッションフルーツに対しては新芽を食害して生育停滞させる被害がありますが、メロンにはさほどではないらしい。まあ病気を媒介する事もあるようだし、交配終わったら花は全部摘んでしまった方がいいね。まだメロンには殺虫剤を一度も使用してません。カマキリの赤ちゃんがいるからあまり使いたくない。

 

 スイカのユウガオ花粉での着果は失敗しました。やはりユウガオの開花が遅かったため受粉がほとんどできなかったので仕方がない。あとで第二弾スイカの交配が始まるので、その時にまた挑戦します。

 スイカは全て着果して、摘果も終了しました。最初に着果した大玉は2kgを超えてきた感じですが、この調子だと最終的に10kgは到達しなそうです。8kgいけるかどうか。やっぱり自根だから肥大はしにくいんだね。まあ肥大しすぎると味が薄くなって食感が悪くなるから、別にそんな肥大しなくていいんだけど。品質良好な範囲内で大きくなってほしい。

 スイカは今のところ、病気はほとんどありません。古い葉が少し変色してきてるから、天気のいい日に摘葉していきたい。梅雨入り直前にダコニール散布しましたが、あと一回だけ散布した方が安心かもしれない。葉面積を最後まで失わないように。

 

 トマトは今にして思えば第1花房を全て摘果してしまった方がよかった。もう今からでは遅いので、第2第3で大幅に摘果して負担をかけないよう細々とやっていくしかない。果実の進行に対して根が遅れている感じで、土の表面まで根が出てきてるくらいだから基本的には成長しているんですが、最初に遅れたのを取り戻すには時間がかかるので、やっぱり第1花房を全て摘果してたらよかったなという感じなんですね。これがメロンなら着果させる節を上げるという単純な作業になるけど、トマトだとどうしても第1から着果させたくなっちゃって失敗しました。今後はもっと簡単に摘果していきたい。

 鉄欠乏の症状が出ているんですが、鉄が不足しているというよりは、複数の原因があって、その中での最大は根の生育が遅れている事だと思う。鉄を施肥すれば治まると思うけど、鉄欠乏は軽度であれば特に問題がないので、放っておこうかなと思います。

 尻腐れが発生しているのが問題で、これもカルシウム不足ではなく根が原因だと思ってます。果実がついてるのに、根の生育が追いついてないから、葉を伸ばす余裕がなく、いつまでも草勢が弱いまま果実にエネルギーを吸われているような状態。摘果をしろと。