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パイナップルの蕾

 パイナップルに蕾ができました。邪魔だから秋に処分してしまおうかとも思ったけど、最後のチャンスで春に処分しようと思って室内に入れたら蕾出てきましたね。命拾いしたな。

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 沖縄以外でもパイナップルを栽培して収穫している人は結構いて、病害虫はほとんどないし、受粉させる必要もなく、寒さ以外に弱点がないので栽培自体は簡単らしい。問題は葉が大きく広がって場所をとる事で、室内の窓際に1株置くだけでもかなりの厳しさがあります。葉先は極めて危険なので必ず切ります。凶器。

 蕾の出るタイミングが主に2パターンあって、冬に出て夏に収穫できる夏実パターンと、夏に出て冬に収穫できる冬実パターンがあるらしい。沖縄であっても冬実は気温と日照の不足で品質が落ちるらしいので、沖縄以外で冬実のタイミングで蕾が出てきたら諦めるしかない。今回のうちの蕾は冬に出て夏に収穫できる夏実だったのでよかった。

 パイナップルの収穫の細かいタイミングは不明です。夏実は果皮の黄化が進まないうちに収穫するという話がある。家庭菜園でパイナップルを栽培している人は、夏実でも果皮が完全に黄化するまで待って収穫しており、それで美味しく食べているようなので、収穫遅れという事はないらしいですね。逆に、事故で収穫が早まった場合でも美味しく食べられているようなので、収穫適期幅はかなり広いのかもしれない。ただし家庭菜園の人は自分で育てたパイナップルを食べられたというだけで感極まっており、味のよしあしはほとんど気にしないトランス状態になっているので、細かい収穫適期についてはよくわかりません。完熟させすぎるとトロピカル感が消え失せて甘味だけになっちゃうんじゃないかという心配もあるんですよね。どうなんでしょうか。

 

 パイナップル以外の植物たちの近況

 露地のラズベリーが収穫できています。今でも花が咲いていて、果実が成熟し続けています。真冬に収穫する果物としてはイチゴより適性あるかも。ただし生食してそんなに美味いもんでもない。

 ビワの花が満開で、香りが漂っている。蕾の時に少し摘んだけど全然まだまだ多すぎましたね。摘果は本当にガッツリやらないと。9割くらい摘果する勢いでやります。

 イチゴは果実が肥大してきた。休眠打破していないようで、葉がほとんど伸びない。まあ実験用なのでこのまま様子見です。

 レタスは収穫終わりました。最後の1個は結構でかくなりました。味はさほど悪くなってないので、在圃性は良好でした。この時期に収穫するものは、播種期をあまり細かく分けなくてもいいのかもしれない。そして春用のレタスをもうすぐ播種します。

 もう冬の野菜はほぼ水菜しかない。あとはホウレンソウが僅かにある。冬は水菜さえあれば何とかなる感がある。

 カモミールの種を12月中旬くらいに蒔いて、それが成長してきました。普通は露地秋まきだけど、室内育苗で早めの春まきみたいな感じでやってる。立春頃に定植するかも。株間は30cmくらいらしい。

 国内の情報に飽きてきたので、最近はYouTubeで海外の家庭菜園の様子を見てる。英語の方言が各地で違うので勉強にもなる。めちゃくちゃでかいダリアを育ててる人がいて、でかすぎてびっくりした。直径30cmくらいになるらしい。種類が豊富で、見てるだけでも面白い。育ててみようかなと気になってます。

 海外の家庭菜園って日本よりも、オーガニックとか、なんかそういう感じの雰囲気が強いようですね。まあ海外では農業の規制緩和が進んでいて、企業が農地を保有しつくした結果、畑しかないのに農家がいなくなった地域とかもあるので、その反動で、自分で作る野菜はとことん原始的にやりたいという気持ちになるんでしょうかね。まるで藪の中で野菜を育ててるような風景もあって、よく雑草と戦ってるなと関心しつつ、これでも育つんだなと勉強にもなってます。