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 よつぼしは今が最盛期になってます。ゆうべに自殖系統は早いものは既に収穫終わって、2番花が咲いてる。とちおとめ自殖系統はまだ収穫始まらない。

 

 とちあいか自殖系統の最大サイズ58g。とちあいか自殖は1果目が極めて大きくなる。味は薄めだけど不味くはない。大きくても空洞果はない。果皮の色艶がいい。果肉硬いけど完熟させると嫌な硬さはない。

 

 よつぼし。かなり甘い。完熟させると酸味薄くなるので、もうちょっと酸味あった方がバランスはよさそう。果皮と果肉は柔らかい。空洞果が多い。空洞果は母親から遺伝しやすい事があるので、交配する場合はよつぼしを父親にした方がよさそう。

 

 ゆうべに自殖系統は総じて酸味強めで味が濃くてうまい。大果の系統と小果の系統があって、花数がどちらも多いから摘果の程度で収量性はコントロールできるとすると、どちらの方がいいかはわからない。味はどの系統も同じで決め手に欠ける。摘果しなければ明らかによつぼしよりも収量は多くなりそうだけど、2番花以降のなり疲れがどうなるかはわからない。今のところ、よつぼしと同等の収量の株でも2番花の出蕾はよつぼしより早い。

 とちあいか自殖系統は総じて花数が少なすぎて摘果できないので、出てきた花によって収量が決まってしまう。サイズは大きい。味は悪くはないけど、味の薄いものもあるし、結構うまいものもある。果肉の色は薄い赤だけど、1株だけ純白なものがある。

 よつぼしは甘味10酸味5で、ゆうべに自殖は甘味9酸味7、とちあいか自殖は甘味8酸味4といった感じ。ゆうべに自殖が一番好みではある。

 よつぼしよりも早生の系統ではクリスマス前に収穫が終わってしまうので、家庭菜園ではそんなに早くなくてもいいかなといった感じがある。12月中旬に収穫開始が理想かな。

 とちおとめ自殖系統は総じてよつぼしよりも晩生。最初に咲く花が花粉出ないので不受精果になりやすい。よつぼしと同等の甘味でよつぼしよりも酸味の強い系統が出てくれたら嬉しい。果実サイズはかなり小さそう。

 ゆうべに自殖系統×とちおとめ自殖系統でよつぼしよりも美味しくて収穫時期が同等の品種を作って、それを固定化してよつぼし固定系統と掛け合わせて、よつぼしよりも優れた種子繁殖型品種を作る。でいけたらいいな〜。

 数年後には種子繁殖型品種の超普及型が発表されるようで、そうなると日本中のイチゴ農家がその品種に切り替える革命的な状況になります。その時に、自分で作った種子繁殖型品種の両親系統と、その新しい種子繁殖型品種の果実から種とって作った系統を掛け合わせていきたい。時代の最先端の波に乗れます。

 

 セット栽培タマネギ。小さいけどまあ一応タマネギにはなりました。