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大きなイチゴが熟してきました(ガの幼虫がまだいます)

 近田農園さんのYouTubeチャンネルを毎日見てます。イチゴ農家の日々の仕事を毎日動画で紹介してくれているので、めちゃくちゃ参考になります。イチゴ関係で一番好きなチャンネル。正直、素人が家庭菜園でイチゴの促成栽培をまともにやるには、近田農園さんのチャンネルを見ないと無理があると思う。普通の新規就農での研修制度に相当する重要さがある。論文とか読んでも、実際の光景を見ないとわからない事が多くて、それがYouTubeでできるのでいい時代になりました。

 

 とちあいか自殖系統。30g以上あるかもしれないイチゴが赤くなってきました。とちあいかっぽい見た目で、果肉はかなり硬そう。プラスチックの作り物みたいな質感。まだ食べてないけど、味に不安あり。農家だとたぶんもうこれは収穫しちゃうんだろうけど、明日まで置いておきます。

 

 とちあいか自殖系統には、1株だけ異常に草勢が強い株がある。定植時から強かったのかなと思って写真を見返してみたところ、むしろ一番小さかった株でした。どうしたんや。

 

 よつぼし。早い実が色付き始めてきた。草丈は20~25cmくらいで、今のところ論文などで読んだ生育と同じ感じで普通。2番花も出蕾してきてる。無電照&しょぼいハウスなのでこれからどのくらい草勢が落ちるのかが注目していきたいポイント。着果数は7個にしてある。定植遅かったから小さめで平均14gくらい、合計100g程度の頂果房収量になりそうな感じ。4月末までに4番花までとれたら、株あたり400gくらいいけるかな。そこまでいけば栽植密度からいって農家並みの収量になる。農家がすごいのは何万株も植えて全部その収量にするってところです。

 

 とちおとめ自殖系統。草勢は弱いけどまあまあ大きくなった。花粉が見るからに少なくて不受精果が発生してる。何かの論文でとちおとめの自殖系統は自殖弱勢によって不受精果が多発すると書いてあって、実際にそれが確認できる形となりました。花房の後半に咲く花はまあまあ出てるんだけど、最初に咲く花は特に少ない。味の良さに期待して育てているけど、もしこれが他の系統と大差なかったりしたら、利用価値無いかもしれない。食べないとわからないので結果は1月までおあずけです。

 

 ゆうべに自殖系統。でかいやつ。大きくても熟すのが早い。とちあいか自殖は開花が早くても収穫まで時間かかってる。ゆうべに自殖が植わってるエリアは仄かにイチゴの香りが漂うようになってきました。

 

 ゆうべに自殖系統。草丈は最大で30cmある。ただこれでも親のゆうべにより弱勢が生じて小さくなってそうな感じがある。

 

 2番花。年内に咲きそう。

 

 小さいけど味がいい系統。

 

 あっ。(タバコガかな?)

 

 オワタ\(^o^)/ でも見つけられてよかった。これ以前にも周辺で花が何個も食われていたので、こいつのここまで育った肉体はイチゴの花でできてます。殺虫剤撒いてないから全部捕殺してる。

 

 抑制栽培トマトは流石に寒さで葉が黄色くなってきてるけど、まだ収穫できてます。味が濃くてうまい。ただもうちょっと収量性高めたいな。来年に向けて、極小培地養液栽培システムの設計開発を鋭意進行中です。電力を使わずにポンプを安定的に駆動する、家庭菜園規模で最も合理的な、極めて簡易な方式を考えてる。完成したらみんな真似してくれ!(完成させろ)