トマトとトウモロコシ(んめぇとみぎ90)を収穫しました。トマトはハダニが酷かったので、これで終了してしまいましたが、まあ収穫できてよかったですね。
トウモロコシはまだ2日くらい早かったと思われるが、アワノメイガの食害跡から蟻が広がってきたので収穫してしまいました。6月下旬の日照時間が平年より少なかったり、茎がアワノメイガに食い荒らされてめちゃくちゃになっていたりという状況でしたが、普通に美味しかったです。糖度はたぶん13度くらいかな。中生品種なので、糖度はもうちょっと熟せば上がるはず。状態のいい木なら糖度15度以上になるかもしれない。食感がいいので美味しいですね。これより先に収穫していたゴールデンアローは、糖度は同じくらいだったけど皮が少し固かったですね。
メロンは1株終了しました。奇形だった株です。全体的にひどい状態だったものが、ベト病とハダニでさらに混沌としてきたため、終了としました。流石に無理でしたね。せっかくなので食べてみると、味は完全にキュウリでした。キュウリとして美味しい。キュウリと区別がつかない。
これは一番でかいメロン。ネットが綺麗に入ってきました。うまくいけばこれが一番いい果実になると思うので、頑張ってほしいですが、木の状態はちょっと心配です。
メロンの品種選びについてなんですが、うどん粉病の抵抗性は思っていた以上に意味があるのかもしれないと最近思い始めました。メロンは雨よけ栽培をするので、ちゃんとしていればベト病や蔓枯れ病は防ぎやすいんですが、うどん粉病は雨よけによって感染しやすくなる。うどん粉病を農薬以外で防ぐ方法は、メロン自身の耐病性か、または雨よけを無しにするかしかないんですね。うどん粉病に抵抗性の無い品種では農薬を使う必要があるわけですが、家庭菜園では結構面倒くさいです。うどん粉病以外の病気に対応するための農薬散布と、うどん粉病も含めて対応するための農薬散布とでは、後者の方がかなり面倒くさいという事が実際やってみてわかった。もしうどん粉病に抵抗性のある品種だったらこんなに手間は掛からないんだなあ……と今の品種を育てていて思いました。今のところ対応できてはいるけど、手間が掛かってる。来年もこれをやるかどうかっていうのはちょっと考えた方がいいなと思った。来年は栽培数を増やそうと思ってるから、あんまり大変だと崩壊しかねない。労力という有限の資源を大事にしたい。まあ、うどん粉病抵抗性でも感染する事はあるんですが、広がるスピードとかが違いますからね。
で、枝豆の晩生品種を播種しました。丹波黒と秘伝です。晩生枝豆を関東以西の平野部でいつ播種すべきかは不明で、6月下旬に播種している人が多いようですが……私は7月上旬にしました。早くても別に大丈夫だと思うけど。株間は25cm程度の予定です。
早生品種の湯あがり娘は収穫が続いていて、ほぼ毎日食べています。まだまだとれる。思っていたよりも収穫量が多くて豊作です。防虫ネットや農薬なしで、害虫被害もほぼありません。まあよかったね。晩生枝豆では流石に危ないので防虫ネットを張るつもりです。
枝豆は、来年は早生品種は栽培せず、晩生品種だけでもいいかなと思い始めています。3月播種で7月収穫が可能だから、トンネルで作ればいける気がしてる。収穫量は早生品種より落ちるけど、早生でこんだけとれるなら晩生にしても十分とれるのではという気が。ちなみに今年の晩生枝豆の早まき栽培はナメクジにやられて失敗しました。
桃。みさか白鳳という品種らしい。早生品種で7月上旬には収穫できるそうですが、美味しいですね。ハウス栽培すれば6月下旬収穫もできそうだから、もっとうちの敷地が広ければスイカの前に収穫する作物として栽培しても面白そうだなと思いましたが、敷地は狭いんですね。
何か果樹をひとつ増やそうと思っていて、色々調べていますが、やっぱり桃がいいのかなという気が今のところしてる。梨もやりたいんだけど、梨は自家受粉できず、木の成長も遅いので困る。桃は成長が早くて自家受粉可能な品種が多い。収穫期としては、他の野菜が収穫できない9月あたりが最有力。9月収穫は桃なら晩生で、梨は中生になる。桃はゆうぞらという品種がよさそうで、梨は自家受粉可能ならなるみ、自家受粉不可なら秋麗がよさそう。梨は受粉用に晩生品種も植えて収穫期を拡大してもいい。その場合は11月上旬収穫の王秋がよさそう。抑制スイカは10月収穫で、秋作メロンはハウスで11月下旬収穫にしようかなと考えてる。梨の方が桃よりも保存が効くので、果樹は思ってるより一度にたくさんとれてしまうから、食べていく際の都合はいいのかもしれない。今栽培してるビワは保存が効かず大量にとれるので苦労して食べてます。このビワは品種不明の実生なので、今から接ぎ木して更新してもいいかもしれない。どうしようかな〜。冬に植えるから、のんびり考えていきましょうかね。