メロンと新土佐を呼び接ぎして共植えにした株の根っこを掘ってみた。メロンの方が圧倒的に根が多くて、カボチャの根はおまけ程度の量になってました。カボチャが全体の2割以下しかない。写真の手前の太い根もメロンです。ほとんどメロン。
生育の様子から考えると、定植直後には明らかに草勢が自根より強かったので、低温時には相対的にカボチャがよく伸びていたんだと思う。交配後には草勢が思ってたより弱まって、自根と差がなくなった。気温が高くなるとメロンの根を優先して伸ばしてる。この接ぎ木栽培法では後半の草勢強化の効果はほぼないのではないかと思われる。
定植直後の効果は魅力的だけど、自根でも数日遅れるだけで果実は同じものがとれるわけだから、家庭菜園であえてやるメリットはあまりないかなという感じですね。地味なデメリットとして、接ぎ木箇所が複雑な形になってるため死角が増えて、つる枯病を見落としかねないという問題がある。
メロンの根を切ってカボチャだけにすると草勢が最後まで強くなると思う。今回、自根でも終盤にやや強めになっていたので、これ以上強くなると悪影響が大きい。来年は自根で決まりかな。
今日の収穫はエテルナ夏系2号。1.5kgで一応標準サイズの範疇。この株は思い切って交配を遅らせてみたけど、それでもまだ小さめなので、来年はこれより木を作ってから着果させてもいいかなと思う。まあでも1.5kgあればいいかなという感じでもある。かなり緩んでてネット全然出てこなかったけど、最終的には一応できた。果形が凸凹。アールスダーリンと食べ比べてみたい。
