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ネット発生

 メロンがネット発生してきました。昨日から始まったので、着果から12日目でしたね。若干割れすぎになりかけてるところあるけど、この写真は朝で、夕方に見たらこれ以上広がってなかったのでセーフでした。これからが本当の戦いだ。大割れしそうになったら近くに切り込みを入れて応力分散させるみたいな事ができるのかな?

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 メロンはおそらく全株の運命が決まったようです。本数で言うと6本あって、東西畝の東から順にABCDEFと名付ける事にする。

 AとBは同一の株で、6/14にA18節、B17節に同日着果しました。2本仕立てにした事による生育の遅延が10日ほどありました。2本仕立てはやめた方がいいね。いい雌花ではないが、これ以上遅らせても仕方がないので諦めた。おそらくCと同じくらいの小玉になる。

 Cは上の写真の株で、6/5に17節に着果した。最終重量1kg未満になる事がほぼ決まっている。遊び蔓が未だに出てこないくらい草勢が弱い。でも全体の状態としては今のところそんなに悪い気はしない。小玉なだけ。

 Dは赤肉のF2で、生育前半に何らかのダメージ(たぶんハクサイダニ)を受けて停滞したが復活したもの。6/13に16節で着果。品種としてはいいんだけど育て方を失敗し続けているので他と変わらないレベルの弱さになってしまってる。逆に言うと失敗してもなんとかしがみつけている。

 EとFは遅れて播種したもので、Fは発芽に失敗して異常が発生して葉が対生したりしてる。おそらくFは着果が間に合わずに終わると思われる。後作がなければのんびりやってもいいんだけどね。Eは全株中で一番マシな草勢であるが、それでもまだまだ弱いというレベル。6/14に13節で着果した。草勢としては15節以上で着果させれば1kgを超える可能性はあるのだが、13節より上にまともな雌花が存在しなかったので諦めて13節に決めた。

 というわけで全体的に草勢が恐ろしいほど弱く、理想の半分サイズの実が着いてるだけでもよかったような状況です。初めてのメロン栽培だから勝手がわからず、生育前半に根腐れを恐れすぎて灌水量を控えめにしてしまった事が原因だと思ってます。施肥量はアンモニア態窒素8gですが、不足という感じは全くない。保温無しだから前半の気温が低くなっていたというのも草勢の低下に影響してるとは思うけど、ほとんどは灌水の問題だと思う。

 草勢が弱い時には液肥の葉面散布をすると効果があるらしいんですが、結局やりませんでした。効果ありそうな気もするけど、どうなんだろうという感じもしますね。どうなんですか。生育前半にやってたらよかったと思う。

 あと、西側からカンザワハダニが発生し始めているようで、赤い姿が確認できます。薬剤散布しないと駄目かもしれない。やるなら6月中にやります。葉裏にいるから面倒くさいやつ。