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甘湧収穫

 大玉スイカの甘湧を16日に収穫しました。積算温度は1140℃でした。本当は14日に収穫の予定でしたが、終盤の気温が非常に低かったので少し延ばしてみました。結果としてタイミングはバッチリOK。遅めの収穫でも空洞やウルミの発生はありませんでした。

 重さは7.3kgで、途中の計測で予想していた通りになりました。3本1果だけど、住宅街で日当たりが微妙なのと、やや草勢が弱かったのとで、さほど大きくはなりませんでしたが、まあいい方ですね。接ぎ木してたら8kgいってたかな。

 味は美味しいです。小玉のアジアン小町より果肉は柔らかく(小玉より柔らかいと書くと、よほど柔らかいのかと思われるかもしれませんが、アジアン小町が異常に硬いだけです)、シャリ感は強くて、糖度は同じくらいか、僅かにアジアン小町の方が高い感じでした。やはりスイカの美味しさを決めるのはシャリ感だなと実感できました。もちろんアジアン小町はアジアン小町で美味しいです、梨のような食感で。

 あと皮の硬さはアジアン小町の方が上です。甘湧は大玉スイカの中でも特に皮が硬い品種なんですが。いかにアジアン小町の皮が硬いかという事がよくわかりました。

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 美味しいスイカがたくさんできてよかった。おわり

 

 

 甘湧はもう1個あるんですが、そちらは草勢がかなり弱まっていて、天気も悪いのであまり糖度は高くならなそうな感じです。5日後くらいに収穫予定。まあ梅雨明けしたら暑くなるから、糖度は高くなくても美味しく食べられると思います。

 第二弾で植えた甘湧は生育が遅れていて、まだ交配できていません。まだかよ!?ただ長梅雨なので助かりました。全部ではないかもしれないが、本格的に暑くなる前に交配できると思います。梅雨明けしたら酷暑地帯なので交配できない可能性が強い。まるで北海道の露地栽培みたいなスケジュールになっています。着果したとしても、猛暑で蔓が耐えられるかどうかはわかりませんが、やれる事全部やって頑張りたいと思います。場合によっては収穫は9月になるかもしれない。ちょっと遅れすぎましたね。

 それから、抑制栽培の甘湧も播種しました。これは7月中旬播種で10月収穫の予定です。うちは内陸なので台風の影響が弱いから、やりやすいんじゃないかなと思います。

 

 来年のスイカ栽培品種をどうしようか。甘湧は美味しい事がわかって、生育の仕方も一通り確認できたので、来年また栽培すればもっとクオリティを上げられる気がしますが。アジアン小町をやめようかなと思っていて、アジアン小町はよかったんですが小玉スイカ自体が面倒くさくて不要だなと思うに至ったのでアジアン小町はやめます。ただ小玉スイカが必要になったらアジアン小町をまた育てるかもしれません。とりあえず来年は大玉だけにする。その場合、甘湧はオールラウンダーではあるが、早出しと遅出しをするならそれぞれでもっと優れた品種は存在するようです。一応、甘湧は採種してあるので、自分で固定化するという手もある。どうせF2でも家庭菜園レベルならうまくいくだろうしね。気になってる品種としては、「最高級品種」とされている満天星というスイカがあります。どうしようかな。