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パイナップル収穫

 品種不明のまま栽培してきましたが、パイナップル農家の人に訊いたところ、ハワイ種と呼ばれているタイプの品種じゃなかろうかとの事でした。たぶんフィリピン産だったろうと思うので、そういう世界的に広く栽培されているタイプの品種だと思います。これを育て始めたのは3年前くらいで、その時には台湾産のパイナップルは日本にほとんどなかった。

 上の葉付きで1.9kg。果実としては普通サイズですね。こんなに大きくなるとは思ってなかったので若干引いてる。鉢が観葉植物扱いの容量なので大きくなれないだろうと思ってた。上に枇杷の木があって、腐った枇杷が落ちてきて葉っぱで捕まえてた分が栄養になったと思われる。

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 中身は完全にパイナップル。台湾産のパイナップルと比べると流石に劣るけど、近いレベルの美味しさでした。パイナップルとしては普通の糖度だろうけど、メロンなんかより遥かに甘くて、食べにくいほどの酸味はないので食べやすくて美味しい。芯は硬くて食べられなかった。追熟無しでも食感は普通のパイナップルだった。

 このレベルのものが、あの雑な栽培(日当たり微妙、農薬も使ってない)でできるんなら、一面パイナップル畑にしたらいいだろうと思うんですが、冬越しの場所がないので無理なんですよね。巨大な状態で冬越ししないといけない。あと花芽分化について謎が多く、狙ったタイミングで花芽分化させられないと本州では終わる。今回は運がよかった。ありがとうパイナップル。

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