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イチゴよつぼし トマト接ぎ木

 イチゴの花が咲いてます。自殖後代(やよいひめ)なので1株あたり1花房で100gの収量で、16株あるから5パック分くらいですかね。2番花房までいけば倍とれるかな?

 

 イチゴの種子繁殖型品種であるよつぼしの種を買ってみたので蒔いてみました。若干発芽率悪くしてしまったけどまあOK。

 普通は5月播種という事なんですが、家庭菜園ではイチゴに限らずどんな作物もプロの管理と比べたら生育が遅れるので早めに蒔いた方がいいです。イチゴは9月までに一定の大きさにならないと花が咲きません。あとよつぼしの育苗方法として、種から育ててる苗から伸びるランナーも使って苗を増やすという方法があるらしく、それを最大限活用するなら尚の事早めに蒔いた方がいいだろうと思ってもう蒔きました。

 

 ゆうべにの種も蒔いてみた。他にもとちおとめとかとちあいかとかも蒔きました。

 

 イチゴの育種をしようと思っていて、特に種子繁殖型品種を自分で作ろうと思ってる。イチゴの固定系統は自殖弱勢で収量が半分になってしまう(上のやよいひめもそう)ので、普通の野菜のように固定種を採種していればいい(固定種でも収量が減らない)というわけにはいかないのです。収量だけ見たらランナーで繁殖すればいいんだけど、病害虫とか長期保存性の問題があるので種子繁殖をしたい。

 固定系統のイチゴを2種類作って、それらは交配親用の固定種として維持しつつ、それらを掛け合わせてF1を作って収穫用の株を作るという形にしたい。よつぼしを親にして、よつぼしと同じような能力の品種を作りたい。よつぼしを使わずに短日性の品種も作りたい。

 ある程度の実用性がある品種を作るのはそんなに難しくなくて、例えばよつぼしは1株で600gくらいの収穫量になるんですが、同じ果実品質で収穫量550gの品種とか、収穫量や糖度が同じで色が薄いとか形が悪いとかの品種なら、少ない掛け合わせ数で実現できます。

 種を買うコストと、自家採種のコスト&自作品種の能力がやや落ちる事を比べた時に、大抵は買った方が安いになるんですが、まあ自立も大事ですよね。

 

 

 トマト接ぎ木しました。接ぎ木して8日目で直射日光に当ててもほぼ萎れないので、明日から通常管理に戻します。台木はスーパー良縁。穂木は色々あるけど全部繫がったのでよかった。40株も作ったので今年は相当な収穫量になる予定。雹さえ降らなければ。